1998-05-29 第142回国会 衆議院 厚生委員会 第15号
○小池参考人 ケース・バイ‘ケースであろうと思いますけれども、非常に重篤な第一類、あるいは第二類でも、重症のものが多発した場合には、現行の指定感染症病棟では収容できない、一部流用するという臨時の措置をとらざるを得ないということが実態であろうと思います。
○小池参考人 ケース・バイ‘ケースであろうと思いますけれども、非常に重篤な第一類、あるいは第二類でも、重症のものが多発した場合には、現行の指定感染症病棟では収容できない、一部流用するという臨時の措置をとらざるを得ないということが実態であろうと思います。
○小池参考人 賛成であります。
○小池参考人 日本医師会の小池でございます。 過去三十年間に、エボラ出血熱を初め三十種類を超す新しい感染症が出現しておりまして、我が国におきましても一昨年、腸管出血性大腸菌O157による爆発的集団発生を見たことはいまだ記憶に新しいところであります。 さて、近年航空機による交流が極めて盛んになり、世界各地の種々の感染症が潜伐期間内に空港検疫を通過し、直接生活の場に侵入するおそれがありまして、周辺への
○参考人(小池麒一郎君) 日本医師会は、日本医師会に限らず、医師は、生涯研修、教育を続けなければ、その成果を国民の医療の上に反映させることができないわけでございまして、そういう生涯教育の場を活用して感染症に対する再教育の継続性を保っていくということが一番肝要なのではないかと思っております。
○参考人(小池麒一郎君) 宮崎委員の御質問にお答えいたします。 我が国の現状は、例えばはしかならばしかは、昔でございますと隣近所のお子さんがかかって亡くなられたとか、切実な環境条件にあったわけです。要するに、はしかという疾患がいかに危険で致命率が高いかというようなことを身近に知る機会に恵まれていた、いやこれは逆説的な話でございますけれども、本当は悲惨な状況を身にしみて感じていらっしゃったわけです。
○参考人(小池麒一郎君) 日本医師会常任理事の小池麒一郎でございます。 今回御審議中の法案に関して地域医療の視点から申し上げたいと存じます。 制定以来百一年、現行伝染病予防法は、既に絶滅した天然痘が残っていることを見ましても現代には適合せず、患者さんの人権という点に関しましても問題が多かったと思います。 また、感染症の領域では、過去三十年間にエボラ出血熱、ラッサ熱等を初め三十種類を超す新興感染症